kororin bag仕様書 【 結ぶタイプ 】
2017年 02月 01日


kororin bagの巾着に次ぐ中袋のアレンジ、あずま袋のように結ぶタイプです。
作りは巾着と同じで、持ち手と本体部分の間に結ぶ部分を挟みこみます。
挟むものの形態が違うという事です。この作り方の場合バッグにくっついた形となります。
このタイプは巾着の場合と違って何cmといった決まったサイズがありませんのでお好みで調整されてくださいね。
では一旦最後まで目を通されてください。
パターンのアレンジ ( 中袋用のパターンをお求め頂いている方はこの作業は必要ありません。)
① パターンをもう1枚用意してください。(コピーなどで)
② お好みの場所でカットします。ここに結ぶ部分を挟みますのでそれを考えて位置を決めてください。
カットしたものを【持ち手部分】【本体部分】とします。
切り離した部分には縫い代(斜線部分)を付けてください。また生地を裁断する際に縫い代をつけてください。

形・サイズについて
ここで紹介する結ぶ部分の形は【 三角形 】です。これを2枚用意します。仕上がりの画像も参考にされて下さい。


【 底辺の数値 】
パターンの切り離した部分の長さを測ります。(basicのパターンを使っております。)

この場合は
20.4×2=40.8㎝ これはパターンをカットした位置で各々違います。
40.8+( a )=( b )cm ( a )の部分の数値はお好みにより変わります。
といいますのも(下図)重った部分を①のようにするか②のようにするかまた①の場合でも
多めにするか少なめにするかで数値は変わってきます。

仕上がり画像ではこちら↓の部分です。

【 高さの数値 】
これまた結んだ時のお好みで長さは変わってくると思います。
あまり短いと結びにくいですし、長いと結んだ時は可愛らしくても開いた時には邪魔に感じるかもしれません。
↑のどれくらい重ねるかという事も、高さの数値に影響が出ますので試作をされることをおすすめいたします。
下記のサイズは参考までにどうぞ。
basic shoulder 45 cmくらい
koburi 37 cmくらい
tenori 28 cmくらい
裁断・縫製
↑でサイズを決めた三角形を、一重の場合は2枚 二重の場合には(表 2枚 裏 2枚)用意して下さい。
画像では二重の作り方で説明していきます。( 表 花柄 / 裏 レース )
では縫っていきましょう。
① 表と裏とを中表に合わせて底辺以外を縫い合わせ、表に返します。これを2組用意して下さい。

② 底辺の真ん中に印をして、
③ ↑の印と中袋の本体の脇を合わせ、マチ針で止めていきます。

④ もう1枚も同じ要領でマチ針で止め縫い合わせていきます。
